Discipline and indiscipline

主に札幌ではたらく株式会社恵和ビジネス代表取締役社長のblogです。

活字

本当は朝早めの飛行機で帰る予定だったのですが、ちょっと用事を作ったついでにもうすこしだけ時間を作って、渋谷で開催されていた

を見てきました。
当社ももともとは印刷業からスタート*1した会社なのですが、私が社会に出たときにはすでにDTPなんて言葉が生まれていましたので、活版の組版なんて見たことすらありませんでしたし、製版カメラだってちょっと前まで当社にありましたけど、実は動いているところは見たことがありません。
というわけで、興味津々で出かけていきました。展示品だけではなくて売り物の中には一般の書籍の組版だけではなく、「○○計算書」なんて表記してある帳票類の組版なんかもあり、昔はこうやって作っていたのねー、なんてものすごく感慨深く眺めておりました。ああいうものはずっと見ていても飽きないものですね。
活字もたくさん売っていましたので、とりあえず家族の名前を探したのですが、自分と長女の名前は拾えたものの、あとの三人分の字がいくら探しても見つからず断念してしまいました。もしまた開催されるのであれば今度は残りの家族の分を拾わなきゃ。
ちょっとインク汚れも残っていて、字体もいかにも古めかしくて、しかも手に取ったときのずしっとくる重さもなんとも言いがたく、全部でたったの1,550円の出費*2ではありますが、なにかしら宝物を手に入れたような気がしてなりません。自分は扱ったことがなくても、携わる仕事の原点をきちんと押さえておくことは、これから先進んでいく道を間違わないためにもきっと必要なことだと思うのです。

*1:というか、本当の最初は伝票の裏にカーボンを塗るところから。創業時の社名は「北海道カーボン印刷」だった。

*2:活字一個210円、文選箱500円

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