Discipline and indiscipline

主に札幌ではたらく株式会社恵和ビジネス代表取締役社長のblogです。

のぼうの城

以前からTVCMなどで見て気になっていた映画、のぼうの城
screenshot映画『のぼうの城』オフィシャルサイト
野村萬斎の舞のシーンや合戦のシーンや、二万の軍勢に500人で立ち向かい大逆転、しかも史実に基づいた話だということもあって「なにやら面白そうだ」と思っていました。
出張時に立ち寄った書店で平積みになってる原作本を見て思わず手に取りました。

のぼうの城 上 (小学館文庫)

のぼうの城 上 (小学館文庫)


のぼうの城 下 (小学館文庫)

のぼうの城 下 (小学館文庫)


歴史小説はそんなに読む方ではないので、基礎的な知識は高校の教科書レベルで止まっています。なので上巻前半の導入部分は我慢しつつ (?) 読み進めたのですが、上巻の後半あたりからがぜん面白くなってきます。
とくに主人公の長親が三成側の使者として来た長塚正家に「戦いまする」と言い放つシーンはしびれます。

「武ある者が武なきものを足蹴にし、才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す。これが人の世か」
「それが世の習いと申すなら、わしは許さん」

降伏することが決まっていたにもかかわらず、「嫌なものは嫌なのじゃ!」と戦うことを宣言してしまった長親ですが、周りの武将たちもその気になり、城下の百姓たちも、「のぼう様が戦うっていうんならしょうがねえ」と、一丸となって彼を支えていきます。
その後の戦いっぷりや、長親の策士っぷりも痛快なのですが、私は忍城の面々や城下の百姓たちが長親に巻き込まれていくこのくだりが最高に気に入っています。なんとなく自分に重ねる部分もあったりするんですねw
先日映画の方も見たのですが、原作とはまた違った長親像が表現されていてこちらはこちらで楽しむことができました。原作からよくここまでまとめたなーと思います。良くも悪くも野村萬斎の映画、という感じではありましたが、意外にも石田三成を演じた上地雄輔がなかなか。個人的には甲斐姫榮倉奈々はちょっとな、と思いましたが…。これから映画を見ようという方にはぜひ原作を読んでからごらんになることをおすすめします。上下巻でもそんなにページ数は多くありませんし。
検索してみたらこんな本も出てたので買ってみました。

『のぼうの城』に見るリーダー論

『のぼうの城』に見るリーダー論


ちょっと歴史小説も面白いもんだな、というわけで何冊か読んでみようと思います。

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